ジャパンSDGsアワード外務大臣賞

2020年、ジャパンSDGsアワード外務大臣賞を受賞しました。SWHの取り組みは

・障がい当事者が貧困を脱するために必要な訓練の場や技術を提供していること

・男女問わず、同じ作業で平等な賃金が得られること

・国を超えてラオスの身体障がい者、日本の精神障がい者が協力し製品づくりを行なっていること

・障がい者が作っているから、可哀想だから買う、ではなく質の高い製品づくりを教え持続可能な事業を育てていること

・ラオスの伝統、日本の伝統を活かす製品づくりを行なっていること

・教育だけに留まらず、販売先を確保し継続性があること

などを評価いただきました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/award4_00_sougouban.pdf

各地の伝統的な布や素材を使い、障がい作業所が製品化し、地域のクオリティの高いお土産品として納品していく仕組みはラオスー日本のみならず、他のエリアでも挑戦することができます。

福祉という枠組みをこえて、一人一人の得意を活かした暮らしを今後も広げていけるよう引き続き頑張ります。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html

青のラオス展 In 京都

ラオスの藍染・美しい青の製品を集めた「青のラオス展」。東京で好評頂き、全国巡回展を開始します。
レンテン族、タイルー族、モン族といった多様な民族が紡ぐ布のストーリーをお楽しみください。

◆日時
9月30日水曜日~10月6日火曜日
11時~19時時

◆場所
京都府京都市下京区烏丸通り四条下ル
からすま京都ホテル 1F
※ホテル入り口とスターバックスの間に展示スペースがございます。

※コロナ対策のため、可能な方はお越しいただくまえにメッセージでお声掛け頂けると密を避けやすくなります、ご協力くださいませ。

会場では「青のもの」を準備してお待ちしております。

【FranMuan】
・レンテン族の布製品
・タイルー族の布製品
・モン族の布製品
・本のみみ「みみノート」

【結びの和シリーズ】
京都の真田紐とラオスのレンテン族の手織り生地のコラボ!
サコッシュやバッグが並びます。
また真田紐師 江南さんの製品も展示販売を予定しています。

【Coi】手紡ぎ手染めのラオスブランド
・スクエアシリーズ
・お洋服

【日本アドバンストアグリ】ラオス&タイのハーブ!
・バタフライピーティー(青いお茶)
・青いラテ

【コロナ支援】
・日本国内の窯元さん応援!青い器を集めます。
・桜彩 手まりアクセサリー

FBイベントページ

https://www.facebook.com/events/756625858250979

勉強会

一般社団法人シンクパールさんの女性の健康保持増進に向けた取り組みの勉強会に参加しました。

がん検診の必要性や、働く女性たちのライフプラン、健康経営について学びました。

 

ラオスでも女性達にキャリアや家族計画について勉強会やりたいねと話していた矢先に、ラオスから育てられない子どもを引き取ってほしいと打診が。

望まない妊娠や経済的な困窮はどこの国でも起こり得ることで、女性が主体的に行動していく教育が必要ですね。

子どもは親を選べません、受益者である子どもにとってベストな選択をしていかねばと思います。

ラオスでも女性教育の機会を設けて、ライフプラン・健康維持・家族計画など定期的にシェアしていければと思います。

 

奨学金支援

◆中学校に進学を希望するアカ族の女子生徒向けの奨学金です

◆月収が80000KIP(約1200円)以下の貧困家庭の子ども

中等教育または高等教育に通っている子が少ない家族の子ども

障がいがあったり、虐待被害や人身売買被害が懸念される子ども

中学校~7年間の教育を希望する子ども

中学校に進学に足る学力がある子ども を対象にしています。

 

◆村の近くには中学校がないので、寮に入って暮らします。

村への距離によって親元に帰省できる回数は違いますが、長期休みの時期は帰省するケースが多いです。

学費・制服や文具などの実費・寮費・生活費・帰省の旅費などが

この奨学金には含まれています。

 

◆ご支援金について

月5000円 年間60000円をお願いしております。

 

アカの生活

■言語:シナ・チベット語族チベット・ビルマ語派イ語グループに所属するハニ語を使用。ハニ語は三つの方言に分かれ、その発音や語彙の差が大きいために、違う方言との会話は難しい。(文法的な差は小さい)

■文化:(一般に)山の中腹に住み、家屋は石で基礎を作り土壁を用いる。アカ族は「大地の彫刻」とも呼ばれる棚田を何百年もかけて作り上げてきたと言われているが、ラオスのアカ族の住む村には巨大な棚田群はなく狭い田畑しかない。(住む場所、歴史が関係している。)また、家屋も高床式でシュロの葉を葺いた屋根。衣服は青色が多く、男子は黒色の頭巾を被る。コインや丸い金属片で飾った頭飾りを被っている。そのような格好でタイのバンコクやチェンライのナイトマーケット周辺、ラオスのムアンシンで旅行者相手にハンディクラフトを売っている姿も見かける。

■日本との共通点:味噌や納豆といった発酵食品、焼畑農作の歴史、歌垣の文化などがあるのに加えて村の入り口にある門。神社の鳥居に似ている。(この門が日本の鳥居の期限とも考えられている?)森には悪い精霊がいっぱいいると信じられているため、門は様々な魔除けアイテムによって装飾されている。※この門は神聖なもので村人以外の人は触れてはいけないとされている。

■働く姿:少数民族の中でもアカ族はとても働き者で、家にはしっかり薪が貯めこんであることがそれを表しているようだ。昼に村を訪れると働き手はほとんど畑に出ており不在で、女性も手を休めることなく機織りをしている。山道を歩いていても、歩きながら布に刺繍をしている女性がいるほどである。

基本情報

雲南省のハニ族に近いルーツを持つアカ族は、タイ、ミャンマー、ラオス、中国(ハニ族系)の山岳地帯に居住。祖先崇拝と精霊信仰を行い、 コインや丸い金属をあしらった女性の頭飾りに特徴があります。伝統は口承で伝えられます。

 

Akha who have roots close to Hani in Yunnan. They  live in mountainous areas of Thailand, Myanmar, Laos, China (Hani). There is a characteristic in the headdress of a woman with coins and round metal.They  performed ancestor worship and spiritual belief. Tradition is conveyed by oral tradition.

 

基本情報

ラオス北部を中心に居住しています。モン・クメール語族系の民族です。北部ラオスでは、ラオ・トゥン(中地ラオ族)のほとんどがカム族です。タイにもカム族分布、雲南省では、クム人として暮らしています。 私たちはカム族の女性たちに職業訓練支援を行っています。

They live mainly in northern Laos. It is an ethnic group of the Mon Khmer language group. In northern Laos, most of the Lao Tung  are Khmu. They live in   Thailand, in Yunnan province, too. We are providing vocational training support to women of Khmu.